障害年金の認定基準

障害年金の支給条件は「障害認定基準を上回る障害状態であること」と「保険料を一定以上未納にしていないこと」です。保険料については、満たさなくても支給される場合がありますが、障害認定基準を上回ることは、必須条件です。

診断障害年金でどんな状態を障害状態というかは「国民年金法」の「施行令別表」にまとめられています。目の病気から手足の障害、心臓や肝臓、精神の障害など、障害年金が対象とする病気の範囲は幅広く、それぞれの病気において1~3級の等級が定められています。1級は他人の介助がなければ日常生活が行えないレベル、2級は1人で日常生活を行うのが困難で仕事ができないレベル、3級は、日常生活は行えるが仕事に制限があるレベル、決められています。例えばうつ病などの統合失調症では、「高度の気分、意欲・高度の障害などが持続したり、ひんぱんに繰り返すため、常時の介護が必要なもの」を1級に、「気分、意欲・行動の障害の病相期があり、病状は著しくないが、持続したり繰り返し、労働が制限を受けるもの」を3級に認定しています。どの認定にあてはまるか、は、日本年金機構の認定医が診断の上、決定することになっています。

障害状態の認定基準は「その傷病が、日常生活や労働にどのような支障を与えているか」なので、軽く見える障害でも認定基準に達しない場合もあり、重く見えても認定されない、ということもあるのです。